ガレージキットの作り方(ぷち・シェリル)その2 [ぷち・シェリル]
表面処理
レジンのパーツにサフを吹くと「気泡」が見えてきます。写真はシェリルの腰・左脚のパーツに1回目のサフを吹いたところです。膝からブーツにかけて気泡(黒い点)がいくつもあることがわかります。
気泡を埋める
気泡はプラパテなどで埋めていきます。わたしはタミヤのプラパテをMr.カラーのうすめ液で軽く溶いた溶きパテを使っています。溶きパテをヘラにとって、気泡にすり込んでいきます。デザインナイフをヘラ代わりに使うと結構小回りが利きます。
気泡を埋める素材には、プラパテの他に「アルテコの瞬着パテ」「瞬間接着剤」「光硬化パテ」など色々選択肢はあります。私も色々使いましたが最終的にプラパテに戻ってきました。アルテコは溶剤の劣化が早くて、劣化するとべたついたりするので嫌いです(^^;。瞬着は硬い。削るのが大変です。光硬化パテは剥離しないようであればいいかも。紫外線をあてて固まるタイプもあるようですが、こちらはまだ使ったことがありません。切削感とかが気になるところです。
パテで埋めたらペーパーをかけます。きちんとパテが詰まっていれば、ペーパーをかけた部分に気泡の痕が点となって現れると思います。埋め切れていない気泡が見つかれば、さらにパテをすり込んでおきます。
サフ吹き2回目
ペーパーをかけたら2回目のサフを吹きます。これできれいに仕上がっていれば塗装に進めます。が、レジンキットはそれほど甘くはありません(^^;。埋めたはずの気泡が残ってしまっていますね。がっかり・・・。
経験的に(というか、わたしに緻密さが足りないのでしょうが)、気泡埋めとサフ吹きは2回戦くらいやります。1回目で気泡の数を減らして、2回目で全滅させる感じです。それでも2,3個残ることがあったり、塗装中に発見されたりすることがあるのですが、そこまで来たら・・・のお話しはその時にしましょう。
今日はここまでです(^^;。
2011-05-07 05:23
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コメント(2)
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こんにちは
やはりノーマルなタミヤパテが1番ですか!
色々なパテが在りますがやはり王道(笑)
光パテは確かにあの剥がれが、下地を荒らしてもペロッっと剥がれてなんで~って・・・
徐々シェリルが出来上がる、ガレージキット製作講座この先も楽しみにしてます!!
by とこや (2011-05-12 18:35)
おはようございます。遅レス申し訳ありません。
使い勝手で原点に回帰しました>パテ
ただ、チューブのままだと次第に硬くなってしまうので、塗料のスペアボトルに少し出して、うすめ液を添加して使っています。
光パテも穴を埋めるのは問題なさそうです。実際、大きな欠けは光パテを使って処理しています。
by yakumo_c (2011-05-20 04:53)